先日、15年ぶりに帯広に行ってきましたの記事に、本来の目的は幸福駅である。というお話をしました。


今日はその幸福駅について書いていこうと思います。


想像と全く違った幸福駅


娘に行きたい!!と言われるまで、長年、北海道に住んでいて幸福駅の存在を知りませんでした。



ググっても中々ピンとくる感じもなく、興味が湧かなかったのですが、行ってみないと伝わらないものってありますね。




至る所に、ここを訪れた人の願い事が書かれた

幸福行きの切符が貼られていました。




以前は外観もピンクになるくらい、これよりもすごい量だったそうですが、風で飛んで行ったり、なんせ周りは何もない畑がどこまでも続く・・・・・・。という感じですが、ご近所迷惑だったようで、建物の改装と同時に、一度クリアにしたそうです。



それでも直ぐに元どうりになる!

それほど集客力があるということです♪



感謝の心


先ほども申した通り、周りは畑ばかりです。

紙切れが飛んできたら、農作物を作るのに多少の被害はあるのかも?しれません。


しかしハッキリ言って、こんな何もない場所にこれだけの人が集まるのは、この幸福駅があるからとしか言えませんね。

幸福駅があるおかげで、人が流れていき農作物が売れていたり、知名度も上がります。




ここの経営者さんに文句を言う人がいるとしたらその前に、感謝していますか?と聞きたいです。



自分の人生を削って、ボランティアのようにこの場所を維持していてくれているように見えました。




街に貢献してくれているのだから、飛んできた紙切れは、街のみんなで拾えば良いですね。


あいにくの雨で、どんより空ですが。。

平日にも関わらず、結構なお客さんの数でした!





ここの歴史を感じながら、数々の幸福グッツをお土産に購入。

オーナーさんは、ご高齢の方で、とても気さくで話しやすい方でした。


地方から嫁いでこられて、この幸福駅という形が出来上がるまで。。今に至るまでの経緯など、沢山の貴重なお話を聞くことができました。



そんな貴重な経験談も、何より娘と体感できたことが嬉しかったです。


幸福行きの切符は一枚確か¥220だったと思います。



なんだか心温まる、時間が止まったような、不思議な感覚を覚える場所でした。




ここを楽しみに来てくれるお客さんのために頑張って続けているんだと言うオーナーさんの言葉から、グッツの安さも理解できました。




まだ行ったことない方がいたら、是非一度は訪れてほしいなと思います。