行き先が違うと、必要なものが違ってくる。
必要なものを集めている段階で、人は成長し思考も変わっていく。
今まで一緒に過ごしていた友達と、話が合わないと感じた時は、それはどちらかが変わった時。
周りの人や、環境、進む方向が変わった時である。
お互いに同じ方向に変わっていれば違和感を感じないし、お互いに一年前の懐かしい思い出話をする事が
できる。しかし別の方向に進めば見方が変わる。
見え方が変われば距離が生まれてくるし、友達、恋人、夫婦、人間関係は全て共通している。
一緒にいて楽しくないと感じたら、無理して合わせなくていい
これができない人が多い。環境が変わってしまえば合わなくなった人と会えなくなるが、同じ環境のまま、たとえば自分だけ変わった場合は付き合っていかなければならない。
見ている方向が違う人と一緒にいるのは苦痛だ。そして時間の無駄になる。
相手も合わなくなったと気がついているはずなのに、しつこく誘って来たりしてもお互いにとって何も良いことはない。分かったつもりのマインドで寄ってくるなら離れるしかない。
変わったということは、成長しているということ。合わない相手は、もはや成長の妨げになる、
ただの足枷にすぎない。必要ないという事だ。
幸せは捨てていける勇気
最近相手が変わってきたと感じたら、距離を置き見送ってあげるのがいい。相手は成長している。
相手にとって今まで話していた話題は、既に過去のことのようにしか思えないので意味がない。
しつこく連絡したり、ランチに誘ってはいけないし、相手の新しいことをする時間を奪うことになる。
新しい目標ができたら、新しい階段を登らなければならない。新しい階段は、人生の未来になる。
階段を登るときは必死だ。
誰かが来たことのある道なら地図を見ながら進むだろうし、今まで誰も来たことのないような道なら、手探りで、ぶつかって方向転換をしながら進むしかない。階段を登れば景色が変わってくる。
今まで必死に登って来たから見えなかったが、立ち止まり見下ろすと沢山置いて来たものがあることに気がつくだろう。意識して置いて来たものや、無意識に置いて来たもの。
どちらにしても、進むために持てる荷物は人によって量が違うということになる。
理解してない相手
自分のこれから進む方向の話をしても、分かったつもりの人がいる。
こういう人には気をつけなければならない。
新しいことを一生懸命勉強したり調べたりしている人に、分かったつもりで上から目線で、アドバイスのようなことを言ってきたり、勝手に何か決めつけて話してくる。
こうなってくると、嫌な気分になるし、最悪嫌いになってしまうかもしれない。
どちらかが成長しているという段階で無理に付き合っていくと、入れなくていい亀裂を作ってしまったりすることの方が多くなってくるだろう。静かに離れていくしかないのだ。
夫婦の意味
夫婦の場合、お互い見ている方向が変わると理解しあえなくなってくる。
理解できなくても、そういう相手をお互いに認め合えればいい。しかし自分の知らない世界にどんどん繋がりを持っていくパートナーにどこまで寛容でいられるだろうか。
新しいことを始めると、勉強したり沢山の人に会ったりする。今まで知らなかったことを知っっていき、自分の成長を実感する充実感。この気持ちを共有できないとプライベートな時間が苦痛になっていく。
苦痛はストレスを生み出し、ストレスというのは、寿命を縮める最大に不健康なのだ。
限りなくゼロにすること
日々の生活の中にストレスを入れてはいけない。やりたくないことは、やらなくても良いようにしていかなければならない。
ここまでできる人は本当に少ないと思う。
勝手に自分には無理だと、できない理由を考えて諦めてしまっているのだ。
人生は本当に生きる意味ではシンプルで、やりたくないことはやらなければいいし、合わない人とは会わなければいい。
難しくしているのは、自分の思考でしかない。
あの人は自由で自分勝手だとかいう人は関係ない。自分の人生を生きているだけだから、言われる筋合いもなければ、言う筋合いもない。
幸せな人生を送る攻略法は、自分の時間を生きる。ただそれだけだ。
急激に変わっていく人と置いていかれる人達
これからの時代は、物凄い勢いで早く進んでいく。
先に行動している人たちは、もはや見えないところまで進んでいっているだろう。
その下には、向かおうとしている人たちが荷物をまとめていたりする。
または持ち物をチェックしている人たちがいる。
よく意識が高いなどというが、自分のことは自分で守らなければならないという、意思が強いのだと私は思う。
リスクを考慮し避けれるものは避けるし、準備が必要そうだと感じたら行動する。
リスクがあることを分かっていながら、黙って波に飲み込まれては手遅れになる。
時代が変わっているのだから、人も常に変わっていかなければならない。
リスクを考慮し、先に行動していた人たちは、波が来たときに、手が空いていれば下の人たちにロープを出してくれるだろう。
しかし救える人は少ない。
手を打たなかった人たちはどこへ向かうのだろうか?
リスクがあると分かっていながら行動しない、そんな親と一緒にいなければならない。
小さな子供達は自分の居場所が選べない。
どんどん周りの人が変わっていく中で、自分も変わっていかなければならないと気が付いたら、すぐに行動したほうがいい。
現状を変えるのは勇気がいるかもしれないが、現状維持は危険なのだ。