私たちは毎朝仕事に行く。
希望にあった給料や環境のところに勤めるために、勉強をしたり資格を取ったり努力をする。
今までこうした目標があり毎日を過ごしてきた。
もしも仕事をしなくても生きていけるようになったら、毎朝起きて何をするんだろうか。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/index.html
2030年目標のSDGS
2015年に国連サミットで決定した2030年までが目標のSDGS
「持続可能な開発目標」
国連に加盟している国で決めた世界の目標なので、全ての国が賛成して目標に向かっているわけではないが、この17個を世界の目標として掲げた。
この17個の目標を15年かけて達成しようとしている。テクノロジーの進化や環境問題。
15年とは、今までの生活を変えていく、準備期間といったところだろうか。
もちろん全ての国の足並みが、ピッタリ合っている訳ではないが、ベーシックインカムもその1つだろう。
これからの世界が、今までのような生き方では成り立たないので変えていきましょうと言っている。
ベーシックインカム導入で変わる世界
17個のうちの貧困をなくそうや、人や国の不平等をなくそうなどは、いま先進国が始めようとしているベーシックインカムに当てはまるのではないか。
テクノロジーの進歩で、集中力や持続力が必要な仕事はAIに奪われていき、現在の社会不適合者や、新しい時代に馴染めない人にも、失業保険や年金、生活保護を無くしてベーシックインカムがあれば最低保証がされる。
全ての国民が、生活の最低保証をされると働きたい人だけが働くことになるだろう。
仕事にやり甲斐を感じていたり、楽しくやっている人にとってはあまり関係ないかもしれない。
しかし働くのが苦痛で、生きる為に何とか仕事をこなしている人にとっては、かなり有難い制度だ。
早く来い!ベーシックインカム!と願っているだろう。
保証されると幸せか?
好奇心旺盛で、やりたいことが次から次へと出てくるような人、生活も上手く回せる人にとっては楽しい時代になるのかもしれない。
今までフルで働いていた時間を、釣りや登山、ゲームなど、共通の趣味がある人たちで輪ができて沢山の時間を過ごすことも可能だ。
保証されていても、きっと大半の人は何らかの仕事をしていると思う。
しかし、AIさんが居てくれるので、今までのように過重労働などはなくなり、企業にとっても個人にとっても必要な分だけの労働で済むだろう。
働きたくない人は、最低保証された金額で希望の生活ができるような、環境が整った場所に移住していくかもしれない。
固定費となる家賃や公共料金など、安く済むような場所に住めば、給付金だけでの生活が可能だからだ。
一昔前の定年退職後の生活
これはもう、一昔前の定年退職後の老後の生活を連想してしまう。
現在は70歳でも現役で働いている人が多くいるが、数年前までは退職してから再就職なんて存在していなかった。
現在の国民年金では生活が困難だったり、やることがなく社会との繋がりを持つ為に働く。
現在の高齢者の働く理由は大体この2つの理由だと思われる。
しかし今の高齢者は、とても若々しい。見た目だけでなく、肉体的にも足取りも軽く元気な人が多くみえる。
ベーシックインカムが導入されると、この現在の高齢者の生活スタイルが、若い世代にも適応されるのではないか。
もちろんAI時代には、人間にしかできない仕事は次から次へと誕生するだろう。そんな中で、個人がどういう生き方をしていくのか、どうしたいのか考えておく必要がある。
不確定な要素は沢山あるけれど、確実に時代は進んでいる。そして私たちの生活も必ず変わる。
思考をストップさせず、自分の楽しい事にでも目を向けると、そこから広がり生き甲斐になるかもしれない。