外国人の友達がいる子供は、グローバルな思考になるので、変化にも対応しやすくなる。


もちろんここは日本だが、旧正月に近所のベトナム人宅でご馳走が振る舞われた。

ソウルフードの『バロット』孵化直前のアヒルの卵である。

私は白い消しゴムみたいな食感の部分を食べたが、本物の消しゴムを食べているようで辛かった。

みんなは、食べても飲み込みづらいので食べない方がいいです。



気になる本体の感想は、中華スープに入れた卵が固まってしまったような味で、普通においしい。


子供達がグロテクスな卵を口に運ぶ様子を、彼らは写真を撮ったり動画に撮り、盛大に盛り上がった!!母国の家族や友人に見せるそうだ。



当たり前な考えは無知でただの偏見


小さな島国の、小さな街にずっといると行動範囲が限られてくる。付き合う人も、ほぼ同じ。

ずっとそこにいると日常が当たり前になり、視野がどんどん狭くなる。

蛇口をひねれば水もお湯も出て、家にはシャワーもある。スイッチひとつでストーブもつくし電気もつく。

日々、私たちにとって当たり前な日常は、外国人から見ると普通ではない変わった世界に感じるし、同じように私たち日本人が外国に行くと、全くの別世界に感じる。

ネットやテレビで海外の情報はいくらでも見れる時代だけど、得られるものが違いすぎる。


国際交流のメリット


例えばスーパースターのインタビューをテレビで見るのと、実際に会って話すのでは全然違うだろう。

日々接することのない外国人との対話は、素晴らしく世界観を変えてくれるきっかけになる。

目の前にいるだけでも緊張するだろうし、質問をしたり話しているドキドキ感など。

どこかで得た情報より、実体験をした方が、どんどん興味が湧き引き込まれていく。


彼らの母国での経験談を聞く子供たちの目は、カードパックを買った時に、超絶レアキャラのカードを当てた時のように、ギラギラしている。

その様子を隣で見る私は、子供たちの可能性を無限に感じる。



『知っている』ではなく『経験した』に価値がある


テレビやネットで得た情報だと、どこか他人事のように感じてしまい直ぐに忘れがちだが、直接得ることにより、自分事か、直ぐ隣の出来事のように感じられる。


もちろん日々の勉強は大切だけど、ただ情報を知っているだけでは価値がない。

スーパースター番組を見た友達Aさんの感想と、スーパースターに直接インタビューしてきた友達Bさんがいたら、どちらとランチに行きたいですか?

人は楽しそうな方に集まります。



見ている世界が変わっていく


小さな世界で生きていると視野が狭くなり、あらゆる面で選択肢も狭まれていく。

子供にとって小さな世界を、本当は大きな世界なんだ。こう変えていけると可能性が広がる。


海外に直接いくのが手っ取り早いが、簡単ではない。

いくら飛行機が安いといっても子育て真っ只中の家庭なら、ほとんどの人にとってはハードルが高い。


これからはもっと国際社会になっていく。そんな世界で生きていく子供たちは一度は行く必要がある。

もちろんVR AR MR など、もっと身近な世界になれば違うのかもしれない。

でも子供達は今を生きていて、直ぐに社会に出る。早くに沢山の経験を積むと財産になる。



近所の外国人がいい


それなら地元にいながら国際交流をしたらいい。

昔からホームステイや、国際交流イベントなどあるが、参加できなくても今は外国人労働者がたくさん来てくれているので、これを読んでいる人の職場や近所にもいるかもしれない。


勇気を出して声をかけてみよう!職場の人は日本人なのでLINEがあるだろうし、フェースブックを使っている人も多い。

ベトナム人だけではなく、カンボジア人や中国人も日本に来ている外国人が共通して言う事がある。

日本に来て数年経っても日本人の友達ができない。



日本人は外国人に慣れていない


日本に来ている就労外国人はみんな若い。日本人に声をかけるのも勇気を出しているはずだ。

でも日本人は無視して去っていく。


昔から陸繋ぎで外国人が流動しやすい環境の外国に比べて、日本は島国で外国人に慣れていない。

そして英語ができない人が多すぎるのが原因でしょう。

道に迷ってそうな外国人を見かけても、明らかに話しかけられないように足早に去っていくのをよく目にする。

本当に恥ずかしいと思える。

逆に東南アジアで日本人が迷っていたら、こちらが驚く程みんな親切に接してくれる。

彼らに申し訳ない気持ちになる。



若くて活気のある国


ベトナム戦争で大人のほとんどが死んでしまった。

私はベトナムには行ったことないが、行った人は、ベトナムの街で見かける人は若い人ばかりだという。

調べてみるとわかるが、人口の60%が30才以下。活気に満ちた国だとわかる。


若者が多いと活気に溢れ、物価も安く賑わっている所に人は集まり、発展しやすい条件が揃う。

経済成長が急激に伸びるのも良くわかる。


ベトナムのダナンには、シリコンバレーをモデルとした地区 ITパークが現在作られている。

世界中のIT企業が集まり、研究に集中しやすいように住む場所も一体化している。

想像しただけでワクワクする。そんな楽しみな国だと私は思う。



あなたは無駄にしますか?


日本のパスポートは2021年もまた最強になりました。

私たち日本人は、この国に生まれただけで世界の富裕層トップクラスに属しているのです。


生まれながらに手にした最強パスポートは、世界の人が簡単には手に入れられない夢のチケットです。

これを有効に使わなければもったいないです。



若いうちからハードルを下げる


島国の私たちは田舎であればあるほど、外国は遠い存在に育っているはずです。

勝手に見えないハードルを作り、自分には関係のない世界にしています。

そんな事を知らないで育った子供達には、教えてあげなければなりません。

小学生くらいならハードルなんて感じてないと思います。

しかし大きくなればなるほど、謎のハードルが存在していて取り除くのに一苦労です。




中高生には良い刺激になる


例えば仲の良い外国人の友達ができたら、自分の国にも遊びに来て!と言われたりします。

すると想像してみたりします。

10代の子供達には、その小さな一歩からハードルを下げてあげると、世界が一気に広がるし、

何か会った時の逃げ場所にもなるかもしれません。