息子が楽しみにしていたイベント、「五等分の花嫁展」が部活で行けなくなり、余ったチケットで代わりに母である私が行ってみた時の写真。
オタク化しやすい時代
昔は興味のあるものを見つけたら書店に行き、情報収集をしたり、テレビに出てくるのを待たなくてならなかったが今は違う。
気になったら直ぐに調べることができるし、ネット上のコミュニティーで情報交換ができて充実感を味わうことができる。
学校をサボって家でオタ活している人も多くいる。
共働きと1人の時間が増えたことにより、テレビやネットを自由に使える時間が増えて、子供の頃からオタク化しやすい時代を生み出したと思う。
オタクは悪なのか?
オタクと言うと、昔はかなり偏見があったように思う。
しかしアニメ、ゲーム、オタク=きもい、暗いというイメージが強かった時代は終わった。
今は様々なジャンルのオタクが存在している。
オタ活や、推し活という言葉まであるように、明るいイメージに変わり、さらに消費額も高いので経済効果は抜群。しかも年々増殖している。
お金があり暇で寂しい高齢者が、アイドルに夢中になれば、認知症の予防や老化防止に繋がるという良いデータもある。
外国人のオタ活も、日本経済にかなり貢献してくれている。
大切なのは自分をコントロールすること
自分はオタクだ!!と自慢げに話す人までもいる。
オタク同士で、そんなのはオタクとは言わない。
自分は流行る前から応援していたとか、今まで注ぎ込んだ金額など、謎の競い合いが始まる。
オタクは同志だから、みんな仲が良い訳じゃなく、その中にも派閥が存在しているのが分かる。
自分をコントロールできなくなったら、依存症という病気になる。
罠にハマった人達
1つのことに尋常じゃないくらい、周りが心配するくらいのめり込み、貴重な時間とお金を消費している。
寄付をしているという自覚は言われるまで気がついていない。
そもそも経済は、無駄な物にいかにお金を使わせるかで成り立つ部分が大きい。
オタクとは、まんまと罠にハマった人達ではないのか。
アイドルやアニメ、ゲームなど貢がれた側には実績が残るが、貢いだ側のほとんどの人は、大切なお金と時間というエネルギーが減った、懐かしい思い出だけが記憶に残る。
全集中並の力は可能性を秘めている
周りが見えなくなるほどに、夢中になれる力は凄い。
研究機関で働く人達に変わり者が多いと言われるのも、昔からある言葉の恋は盲目など、ただ夢中になれる対象が違うだけで、誰でも同じスキルが備わっていて、スイッチの入る場所が違うだけではないだろうか。
スイッチの入り方も人それぞれ違い、それは子供の頃の習慣で生まれる好奇心で決まる。
好奇心を潰す同調圧力
興味関心は良しと言いながら、みんなと同じじゃないと叩かれる矛盾だらけの学校教育と、日本の社会。
日本の社会は、奴隷教育で出来上がり恐ろしいことに今もなお続いている。
よくいう熱しやすく冷めやすいタイプは、飽きっぽいなどと言われ良いイメージがない。
しかし熱しやすいとは、好奇心旺盛という事でもある。
知的好奇心が高い人は賢いというデータがあるように、潰すより、むしろ育てた方が良い。
好奇心の育て方
興味関心は子供の楽しい!と思える体験が重要になってくる。
興味を持たせるには、絵本や図鑑を目につく所に置くのが良い。
最近は小さい子供に携帯やタブレットを持たせている親も多いが、どちらにしろ子供が興味を持っているものについて一緒に話し、その対象が例えば動物なら実際に動物園に連れて行く。
そして自身で見て触れて体感させてあげる。
星座の本なら科学館に、連れて行ってあげればいい。
沢山の経験をさせることにより、これは実際どうなっているんだろう、この先はどうだろう。
という興味が生まれやすい脳に進化していく。結果、好奇心旺盛な子供になっていく。
能力の高さ
好奇心旺盛な人は、自分が納得いくまで自ら探求し続ける。探究心が強い人も多い。
短時間でものすごい集中力を発揮し、自分が納得したらスパッとやめる。
そしてまた興味があるものを見つけたら追求していく。よって、子供の頃から好奇心旺盛の子供は、データにあるようにIQが高くなる。
結局オタク化しやすい時代で私たちは今生きているので、自己のコントロールができないと依存症にもなるリスクも高いということを忘れてはいけない。