北海道は大自然いっぱい!どこに住んでいても、だいたい車で1時間以内に山に行く事ができる。

山菜、きのこ、果実、自然の恵みを知らずに生きるのはもったいない。


毎年3月の半ばを過ぎると、山菜好きな人達は、去年はどうだったとか、今年はどうだと話し始める。

山菜採りが好きな人は、ゴールデンウィーク頃に採りに出かける人が大半だ。


一刻も早く取りに行きたい人もいるでしょう。私も待てない時は、3月の中過ぎには暖かい地域めがけて出かける。

さすがに寒くて、出ていてもキッチリ閉じていたりして見つけにくいが一応採れる。

この時期は動けば温まるけど、寒いので山わさびに集中するのがいい。


山菜採りは、お宝探し


私は毎年新しい所に採りに行くので、発見した時の感動が醍醐味になる。

作業服に(寒い時期はやっけなど)林間作業用のブーツを装着し、アウトドア用帽子と

巻きつける?バックを身につけて山入する。



持ち物) カッター、ビニール袋2−3枚、

      土嚢袋2枚くらい。ドリンク一本。

おにぎり1−2個、スニッカーズ2−3個



スニッカーズは、エネルギー補給と遭難しそうな時の為でもある。

そしていつも、ハンドタオルがあればいいなと思いつつ、荷物から外す。

もう少し暖かくなってきたら、ハッカスプレーも持ち歩く。





無料で新鮮な食材達


4月の半ばを過ぎると、本当に沢山の野草を採ることができる。

カタクリや、エゾエンゴサクのお花畑を見つけたときは絶景です。

カタクリは甘いほうれん草のような味で本当に美味しい。



ヤチブキ、ハンゴウソウ、クサソテツなど、他にも絶品素材が大量だ!

雪で見えなくなるまで、北海道の山は食の宝庫と化す。最高に幸せだ!




子供のお弁当の中にも花開く


女子高生の娘は、毎日お弁当です。この時期の冷蔵庫の中は山菜で幸せいっぱいなので、もちろんお弁当にも春の味覚を添えてみる。


年頃の子供のお弁当に山菜!?と思う人もいるかもしれないが、そんな心配は無用だ。

自然の恵みの有り難さを、ちゃんと感じてくれている。

娘はたくましく、自分は自分だ!といつも堂々としているし新鮮な山菜がお弁当に入ることに喜びを感じている。

今年の春からは、息子のお弁当にも花が開く。



どこの地域に行ってもある


行者にんにくのありそうなところとは。

毎年よく耳にするのが、黒松内の方にもあるらしいとか夕張の方にも映えてるらしいとかの話。


基本どこにでも生えてると思っていい。みんな何か勘違いしている。

生えてる時期や、少しの環境が違うだけであって、基本北海道はどこでも採れる。


その野草によって、若干ポイントがズレてたりするだけだから、目的の野草のことを調べてからピンポイントで入ると、大体ある。



Googleマップと一緒に行けば間違いない


みんな知らないが、Googleマップの衛星画像で上から見ると、ありそうなポイントや入り口のポイントまで見えてくる。

是非活用してほしい。



もちろん電波のあるところで確認しなければならないが、無駄に歩き回る必要がなくなる。時短だ!

それと重要なのが、1人で行く時は出発前に必ず誰かに伝えること。存在を忘れられることも想定して、2人には伝えておきたい。


それじゃあ、今年も怪我とクマとに遭難しないように、くれぐれも気を聞けて行きましょう!

※以下余談



山菜採りを始めたきっかけ


東日本大震災の時に、スーパーからあらゆるものが売り切れた。

世の中がひどい状態になった時、山に行けば食べ物があると考えた。


しかしフキしか分からない。どれが危険だとか全くの無知でした。

子供に生きる力を付けさせる為に沢山勉強して、子供にも教えてきた。今では、木の実やキノコも判るようになった。


野宿にも慣れておく必要があると思い、この頃にキャンプも開始した。

おかげで北海道のブラックアウトの時も、子供達は全然平気でした。後数日復旧しなかったらキャンプ道具とサバイバル品を用意して、山にこもろうと家族会議していた。

陸が沈まない限り、もう何が起きても大丈夫だ!と思いたい。